古民家改装のプランニング

 こんにちは!


今日はこの購入した古民家をどのように改装していくかのプランニングを紹介したいと思います。



主な考えることについて、以下の4つが挙げられるかと思います。

  • 目標(フェーズ)
  • タイミング
  • 改装箇所
  • お金


それぞれについて具体的にどのように考えて行ったかについて、以下に書いていきます。

目標(フェーズ)

一言で「目標」と言ってもいまいちピンと来ないかもしれません。

快適に暮らすことのできる家にすることは、目標の一つと捉えることができるかと思います。

前回の記事でも書きましたが、私たちが購入した古民家は、そのままではとても「快適」とは言い難い状況で、普通に住めるようになるまでに多くの時間が必要と判断し、以下のように3つのフェーズに分けて考えました。

1. 最低限住める

今の大牟田の賃貸住まいから通いで改装して、とりあえずこの家に引越しができる状況。住民票を移して、晴れて和水町民に。

2. 快適に暮らせる

この家に住みながら改装を続け、エアコン、薪ストーブ、床暖、断熱が出来ていて、夏は涼しく、冬でも暖かく過ごせる状況。家の田畑にも手を付けはじめ、米や野菜を育て始める。

3. 理想を追い求める

ソーラーパネル、太陽光温熱器、ロケットマスヒーター、蓄電池などを取り入れ、エネルギーの自給が可能な状況。田畑から毎年安定した食料を調達でき、山林の手入れも始め、薪を自給できるシステムも整う。


 タイミング

上の3つのフェーズをどのタイミングで達成していたいかの目安を考えました。

上の娘が新学年から小学校に入るので、そのタイミングでフェーズ1の「とりあえず最低限住める」状況まで持って行きたい。

この家を購入したのが2024年4月末で、小学校入学が2025年4月なので、ほぼ1年間の時間的猶予があることになります。

フェーズ2と3については今の段階では特に決めずに、その時その時の経済的状況などを見ながら「住みながら徐々に」やっていくことにしました。


改装箇所

築年数も古く20年間も空き家状態が続いていて家のあちこちが傷んでいるのと、もともとの家の作りが断熱や気密など度外視の構造なので、ほぼすべての箇所に手を加えていかないといけない状態です。

引越しできるようになるまでの1年間弱という限られた時間内に集中的に取り組むべき箇所は次の4つと考えました。

  1. 構造的損傷の修復
  2. キッチン
  3. 風呂
  4. 寝室

お金

そして気になるお金の問題。

特に引越しできるまでの最初の1年弱という期間内で、水回りを含む大規模な改装が必要になってきます。

和水町では、空き家バンクに登録されていた物件を購入した場合には、「空き家バンク活用推進事業補助金」という、改装費用の2/3まで、上限100万円までの補助金が出る制度があり、これを活用することにしました。

ただ、これを活用できるにはいくつか条件があって、工事は町内の業者に外注する必要があり、1物件あたり1回のみ応募ができるというもの。


例えば自分で改修作業をして、それに掛かった材料費等を請求することはできません。

また、町内の大工さん等に頼んで家のあちこちを直してもらい、その都度受け取った請求書をまとめて請求することもできません。


つまり、外注工事をする箇所をあらかじめ決め、その作業内容について事前に見積書を出してもらう必要があります。

さらに言えば、この補助金を最大限利用するには、その見積額が150万円に近ければ近いほど良いということになります(2/3以下、上限100万円)。

150万円以下の場合は補助金は100万円を下回り、150万円以上の場合は足が出た分については100%自腹となる。


これらのことを考えて、私たちは補助金を利用してお風呂の改装をすることにしました。


次の記事で補助金の申請について書こうと思います。


ではまた!


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