寝室の床張りの準備工程
風呂と脱衣所の内装工事がほぼ完了して、残すは主にタイルと水道でともに外注しているので、今までほぼ手つかずだった寝室の工事をこれからしばらく進めていきます。
今回は床張りの準備をやっていきます。
現状確認
もともとの床下の構造は、大引きの上に直接畳の下地板が張られ、その上に畳が置いてある状況でした。
大引きは両端と真ん中、そして木製束があったりなかったり浮いていたりしていました。
大引きは細い丸太の一面だけを製材したもので、若干曲がっているものや細くて頼りないものも混ざっています。
シロアリ被害があった真ん中2本はすでに交換済みですが、床下の構造材にシロアリ被害があったこと自体が、床下の湿度環境に由来しているものと考えられます。
湿気対策
床下は土がむき出しの状態で、大雨が降った後とかには土が若干湿度を含んでいることもありました。
色々と調べたり聞いて回ったりしましたが、大工さんと相談してみると、一番良いのはコンクリートで覆ってしまうことだが、コンクリートを敷くのはかなりの手間とコストもかかるので、別な方法としてはシートで被った上に調湿材を敷くだけでもずいぶんと改善するだろうという意見をもらいました。
ということでコメリに行き、土間シートと調湿材を買ってきました。
調湿材はこの「床下カラッと」という商品が手に入ったのでこちらを使うことにしました。
床下の土の上に落ちているゴミや大きな石などを取り除き、上から土間シートを全面的に敷きました、
シート同士のつなぎ目は50cmほど重ね合わせ、上から気密テープを貼りました。
そしてこの調湿材をまんべんなく広げていきます。
一袋10kg入りで1畳分とのことなので、12袋購入してすべて撒きました。
敷居の交換
続いて大引きのレベル合わせをしようかと思い、レーザーを飛ばして基準となる高さを決めようと部屋中を見て回っていると、敷居の一つが一部腐ってだめになっていたので急遽交換することにしました。
いつもの製材所に電話して寸法を伝えると、乾いた在庫があるということだったのですぐに取りに行きました。
必要な長さに切り、サンダーで磨きました。
そして、古い敷居を取り外し、この新たな材を施工しました。
上手く収まってくれました。
中央あたりに束を入れ、材がたわまないようにしました。
続きはまた次回にします。
ではまた~
コメント
コメントを投稿