和室と寝室間の内壁と露天風呂予定地周りの外装

 前回の記事では和室と寝室の間の内壁のフレーム組みから、和室側のボード張りまで完了しました。

寝室側は、妻の要望により木の羽目板で仕上げることにしました。

知り合いの大工さんから4mの長さの羽目板を安価で譲ってもらったので、この材を使うのですが、壁の大きさに合わせて切る必要があります。


作業場の確保から

室内では粉塵まみれになってしまうので、木工作業は基本的に外で行うのですが、この日は生憎一日中雨模様です☔️

玄関前には軒先から波板で若干延長されているのでここで雨をしのぎながら作業も可能ですが、すでに内壁の和室側にボードを張ってしまったので、4m材を出し入れするには動線がよくなくなってしまいました。


もう一つのオプションは、寝室の掃き出し窓から出たところの露天風呂予定地です。


ここなら3方が軒に囲まれていて、以前には土間コンも打っているので足場も良く掃除もしやすいです。

ここにいっそのこと屋根を掛けてしまえば、今後雨降りの時の作業場としても使えるし、将来的に露天風呂にした時にも屋根があった方が落ち葉などの心配も少なくて済みそうだと考え、まずはここに屋根を掛けることにしました。


ちなみにここの壁は以前の記事で紹介した、応急処置済みのおんぼろトイレ外の壁です。

正面のトイレの外壁の板張りも何気に進めています。


まずは必要な大きさを測って廃材で枠を組み、防腐塗料を塗り込みます。


そこに波板を打ち付けます。


できた屋根を現場に合わせてみると、トイレ側の軒下からも雨が降り込んでくることが分かったので、延長することにしました。

すでに雨が降っているので、問題があるとすぐに分かります。


軒や雨樋との取り合いの関係で形がやや複雑になりました。

あとは現場に合わせて取り付けます。


これで雨が降っていても外で作業ができる場所が確保できました!

上写真の左奥が和室との内壁です。ここからだとアクセスが良好です。


内壁の壁板張り

雨をしのげる作業場ができたので、ようやく内壁作りを進められます。

一枚目は敷居の上に張るのですが、この敷居が中央部がいちばん高く盛り上がっている形になっているので、壁板の下側を敷居の形に合わせて割いています。


また左右の柱も微妙に垂直ではないので、一枚一枚それぞれ上下とも長さを測って、できるだけ隙間が空かないように丁寧に作りました。

壁の中に電線も通してコンセントも取り付けています。

そして上まで板張りができました。


桁の上の束の位置に合わせて板を貼り付け、装飾柱を取り付けました。


これで完成です!


露天風呂予定地周りの外装

トイレ外壁の板張りに続いて、寝室の掃き出し窓周りも同時に板張りを済ませてしまうことにしました。

一番上の板は、屋根の垂木の形に沿って形を取り、ジグソーを使って慎重に切りました。

垂木の大きさや形や垂木同士の間隔が様々なので、数センチおきに全て実寸を取って板に転写する地道な作業です。

 転写した墨通りに丸ノコやジグソーで切ります。


何度も修正して、ピッタリと納まった時の気持ち良さよ!


雨が止んだついでに、屋根に登って上で紹介したおんぼろだった三角の外壁にも板張りをしました。


ここの作業は斜めの足場で安定した作業台も置けず、急遽勾配のある屋根に水平に置ける小さな作業台を作ってその上で板を切りました。

形が変則的で足場も悪く、庇の下に潜る形になって非常に作業がしにくい場所でした。


今回はここまで。


またね〜!


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