薪ストーブ煙突工事

以前の記事で薪ストーブ選びと、設置に向けた煙突の取り回し、そして注文していた温水薪ストーブと煙突一式がが到着したところまで紹介しました。

この日は2024年11月30日。

今年の夏は酷暑で、秋になってもいつまでも暑いと感じる日が続いていましたが、ようやく涼しくなり、朝晩は寒さを感じる季節になりました。

浴室の工事も進めなければなりませんが、作業をする上でもこれから本格的に寒くなる前に薪ストーブを設置し、暖を取れるようにしておこうと思い、作業に取り掛かることにしました。


作業

施工場所の確認

前回紹介した煙突プランニングで決めた、煙突の屋根貫通位置に室内側から長ねじを打ち、屋根に登って場所を確認します。


この真ん中のあたりの瓦がねじに押されて盛り上がっているので、剥す瓦がどれかすぐに分かります。

屋内の養生

天井穴空け


穴を空ける場所をマーキングします。

200mm径の二重煙突が貫通するので、貫通部は可燃物から最低5cm離して設置できるよう、300mm径の穴を屋根に開けます。


ジグソーで300mm径の穴を空けました。一部屋根を支える垂木が干渉したので切り取り、垂木は室内側から同じ大きさの材を1mほど追加で添えて補強しました。

貫通部の施工


次のことに気を付けながら煙突取付ブラケットを打ち付けます。

  • ブラケットの中心が屋根に空けた穴の中心から外れていないか
  • ブラケットの水平は保たれているか

今日は娘が興味を持って屋根に上がって来て、作業を手伝ってくれました。

わざわざ梯子を往復して台と水を持って来てくれました🥰


ブラケットの取付けができたので、次にブラケットに煙突を取り付け、煙突の垂直を確認しながらブラケットの角度を固定しました。

瓦の葺き戻し


煙突に干渉する瓦はグラインダーで切り取りました。切り取る瓦も最小限で済み、結構うまいこといったと思います。

フラッシングの取付け


フラッシングは様々な煙突径に対応していて、200mmの径のところでシリコン部を切り取って煙突に嵌め込みます。

フラッシングのベースはアルミ製で、ハンマーで叩きながら凹凸のある瓦にぴったりになるように形成していきます。

防水処理


フラッシングの上にはストームカラーを取り付けました。

フラッシングのベースの周囲にはぐるりと幅30cmのアルミ入りブチルテープを巡らし、瓦との間にはコーキング材を太く打ち、瓦と密着させます。

上部は瓦の下に潜り込ませ、防雨対策を施しました。

最後に煙突最上部にレインキャップを取り付けました。

煙突の固定


最後に、煙突揺れ防止支え棒を2カ所取り付けたら完成です!



次回は薪ストーブの設置と、内部の煙突の組み立てを行います。

いよいよ火入れまでたどり着くのでしょうか?

おたのしみに!


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