寝室の床張り
前回の記事では床張りの準備として、床下の土間シート張りと調湿材の散布、そして敷居の交換までを書きました。
前回に引き続き、今回も寝室の床張りに向けた下準備の工程を紹介します。
大引きの調整
大引きの高さを決めるにあたって、床面の基準となる高さを決める必要があります。
部屋をぐるりと取り囲む敷居などの材の高さをレーザーで確認すると、それぞれ微妙に高さが違うことが判明しました。
一番高いところと一番低いところで約15mmの高さの差が開いていました。
縁側との境にある敷居の上面が平均的だったので、ここを寝室フローリングの基準の高さに決めました。
フローリング材についても色々なオプションがあり悩みましたが、結局コメリにあったカフェ板が30mm厚、全面プレーナー加工で4m材が一枚1980円はかなりコスパが良いのでこちらにしました。
もともと入っていた大引き材は小径の丸太を一面だけ製材したもので、まっすぐじゃなかったり側面が丸いので大引き間に断熱材を入れられません。
なので、大引き材の上に根太を入れ、根太間に断熱材、そしてその上にカフェ板を置くことにしました。
床材の厚みが30mm、根太は45mm角を使用するので、床面の基準となる敷居の上面から75mm下がった高さに大引きの上面が来るように、各大引きのレベルを微調整します。
大引きの下に鋼製束を入れ、コンクリブロックを足として固定しました。
これで床張りの下準備は完了です。
カナダからの友人と床張り作業
カナダの大学時代の友達とその奥さんが日本に旅行に来ていて会いに来てくれるというメッセージがあった。
インスタグラムで改装の様子を投稿していたのを見てくれていたこともあり、和水の家を是非見てみたいと言ってくれたので、家まで来てもらうことになった。
久しぶりの再会で色々と積もる話などをしながら家の紹介もして、一緒に家でお昼を食べてから一緒に改装作業をやりたいと言ってくれた。
ちょうど根太材と断熱材を買ってきていたので、それらを施工するところを手伝ってもらうことになった。
今回ピックした断熱材はこちら。
根太を芯-芯で30.3cmで施工すると、これがピッタリ根太間に収まるように作られています。
多少の誤差があってもスリットが誤差を吸収してくれるので、許容度が高く使いやすい商品です。
手伝いがいてくれると、一人でやるよりも数倍効率良く、楽しく進みます。
彼とは大学時代一緒にプロジェクトをやったりした仲だったので、久しぶりに共同作業ができてとても楽しく作業を進めることができました。
あっという間にすべての根太が入り、続けて断熱材を入れていきます。
そしてあれよあれよという間に完成!
続きはまた次回に!
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