キッチンの土間コン打ち2

前回の記事では、キッチン全体の土間コン打ちに向けての下準備として、和室前の式台の撤去作業や、床張り作業に入る前にやるべき必要なことを挙げました。

そしてかまど跡の小さい土だった箇所にコンクリートを打設もしました。


今回は前回に引き続き、キッチン全体の土間コン打ちを続けていきます。


前回までの状況


今回土間コンを打設する面積は、以前解体した五右衛門風呂跡と、前回撤去した式台跡、そして写真手前の高床の一部となっていた箇所の若干歪んだ「凹」の字のような部分です。

以前キッチンの壁を修復する前に行った土間コン打ちの時ははもっと面積が少なかったのですが、それでも20kg入りセメントを2袋使い、その3倍の量の砂とガラをスコップで混ぜて全部ひとりで作ったので非常に大変でした。

今回は面積はもっと広く、セメントは3袋用意しました。

近所に住む肥後コマさんはうちの子供たちと年が近い兄弟がいて日ごろから仲良くさせてもらっているのですが、今回は手伝ってくれると申し出てくれたので一緒に作業を行います。

おまけに砂や砂利などが大量に余っているので使ってもいいよとまで言ってくれて、ありがたく使わせてもらうことになりました!


土間コン面積の区切り

今回土間コン打ちする土がむき出しのところは、その繋がりのトイレ前の廊下や和室の下も続きで土がむき出しの状態なので、まずはどこまでをコンクリート打設するかの境界を定め、コンクリートを流し込んだときに境界から外に流れ出ないように板などで区切る必要があります。


まずはトイレ前廊下との境界から。

こちらは前回の寝室の床張りをやった時に、ここの床下まで防湿ポリシートと除湿剤を撒いたところです(写真左奥)。

廊下の部分からキッチンにかけて少し下がっているので、廊下との境目のところまで少し掘り返し、板を置いてここを土間コンの境界とします。

続いて和室下との境界設定です。



ここまでできればコンクリート打設の準備が整いました。

コンクリート打設

セメント1に対して砂と砂利がそれぞれ2~3ずつ配合しました。

材料を一輪車に入れ、水を加えて鍬でかき混ぜ、できたものを土の上に流し込んでコテで平らにしていきます。

2回ほど人力でかき混ぜてから、その大変さと進捗の遅さを悟り、肥後コマさんが日ごろから付き合いのある地元の左官屋さんに連絡を入れてくれ、なんとミキサーを1週間ほど貸して貰えることになりました。


ミキサーがあるとないでは進行スピードや掛かる労力が雲泥の差です。

お陰で一日で半分ほどまで進めることができました。



肥後コマさん、お手伝い本当にありがとうございます!!


そして翌日も引き続き一人で黙々と作業を進め、無事コンクリの打設が完了できました!



キッチンの床張り作業を進めるに当たって、土間コン打ちが完了したのは大きな前進です。

これで安心して次のステップを進めることができます。


ではまた!

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