屋根裏の床修繕

浴室の増設が完成し、キッチンも床張りが終わって9割方完成し、いよいよ引っ越しの段取りを考え始めることが出来るようになってきました。

寝室をはじめ、トイレや和室、廊下や入口土間、それから縁側に至るまで、まだまだやることがたくさん残っていますが、時期は3月半ばで、4月になれば娘が和水町の小学校に通い始めます。

キッチンの床張りが完了し、次に急いで終わらせないといけないところを探していると、見つかりました。

 以前和室の天井をぶち抜いたときに発見した、天井裏の床が一部腐って抜け落ちていたところです。

このままの状態では危ないので上から板を置いていたのですが、この際修繕することにしました。

上写真の左上には、最初の方に急遽対処した腐った梁が見えます(記事リンク)。

ここの腐った床も同じ問題の延長被害のように見受けられます。

この家の屋根は昔は藁葺き屋根で、この場所におそらく雨漏りがあったため、梁とここの床が腐ってしまったのだと思われます。

その後どこかのタイミングで瓦葺きの屋根に替えられたが、その時にこの問題は手を付けられず放置されてきたのでしょう。

ここの下の和室に取り付けられていた比較的新しい天井(こちらの記事で解体済み)も、この腐った部分を隠すように作られていたので、根本修理が行われずに「臭いものに蓋」をされてきたように見えます。

今や天井も取っ払い、ここの床がこの状態だと危険で見栄えも悪く、下の部屋の熱が全て屋根裏に逃げるので、改めてここの床を修理することにしました。

作業

まずは腐っている箇所を取っ払います。

腐った部分が全てなくなるように、床を支える梁3本分の長さを切り取りました。


なくなった床のところに新たに入れる材として、最初のほうに寝室の床を解体したとき(こちらの記事)に出てきた畳の下地材を取っておいた物がちょうどよい長さと幅と分厚さで、表面も比較的綺麗だったので、こちらを再利用することにしました。

この材はもともと下地材とはいえ、床を支えるに物足りる素材なので、こちらで床材として使用に耐えるものだと思われます。

この天井裏の床板はそのまま下の和室の天井となっています。

畳の下地材の表面の色はそのままでは少し他の部分と違いが出てしまうので、着色ニスで塗装してから使うことにしました。

長さを測って切り、空間に並べてビスで梁に打ち付けます。


これで安心して天井裏で動き回れます。

下から見るとこんな感じ。


とりあえず山積みの問題の一つが解決できたので良かったです。


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