キッチン窓枠作り
漆喰パーティが終わってキッチンの壁がとても白く美しくなりました。
次は窓枠を作ります。
以前の記事で紹介した、キッチンの壁作りのときに施工した二重窓サッシの周りに空いている隙間を埋めるべく、少し太めの窓枠を作る作業を行います。
隙間を埋める
まずはサッシ周りと壁の間に空いている空間を埋めて断熱します。
そもそもなぜこの隙間ができたのかといえば、サッシの構造的な要因があります。
これは木枠を作って窓を取り付けたすぐの画像です。
サッシを施工するには、まず木材でサッシの大きさに枠を作り、枠の内側にサッシをはめ込みビス止めします。
サッシには、スライドする引き違い窓のすぐ外側に窓額縁を取り付ける白い樹脂の枠が組まれており、そこに合わせて野地板を切って窓額縁を作ってビス止めしました。
窓額縁が窓枠よりも一回り小さいので、窓額縁の外側と窓枠の内側との間に材を噛ませて水平・垂直を保っています(下画像の赤矢印)。
今考えると、内壁を作るときに、石膏ボードを窓額縁の淵ギリギリまで寄せて作ってやるとこの隙間はできなかったかもしれません。
本来はそうやって施工するものかもしれませんが、内壁を作っているときにそこまで考えが及びませんでした。
少し太めの窓枠を作ってやれば隠れるので、どちらでも大丈夫かと思います。
木工作業
今回用意したのは100ミリ幅の野地板。野地板は一番安くてコスパは最強ですが、切りっぱなしで面や角が荒々しいので、施工前にまず下処理をしてやる必要があります。
木表を特定し(木表・木裏についてはこちらの記事を参照)、室内側に来る木表と角をサンダーで滑らかにします。
窓枠の外周はトリマーで装飾加工を施し、窓枠っぽい雰囲気にしてやります。
窓の各辺の長さを測り、45度の角度を付けて切り、隠し釘で窓額縁に打ち付けました。
下辺の最初の一枚を貼り付けたところ |
続けて四辺全て同じ要領で取り付けます。
同様に残りの窓にも窓枠を作って取り付けました。
窓枠が付いて、急に部屋っぽい雰囲気が出てきました!
脱衣所の窓も同じ構造なので、同様に窓枠を取り付けました。
塗装
その日は窓枠が付いていい感じに部屋が仕上がってきたので、家に帰ってから上機嫌で(ややどや顔で)窓枠が付いた状態の写真を妻に見せました。
結構思っていた通りに木工作業が進んでピッタリと施工できたので、出来にはやや自信があったのですが、写真を見せると予想とは少し違った反応が返って来たのでした。
妻「いいけど、色がやだ。」
俺「お、おう。。。で、何色がいいと思う?」
妻「梁とか柱とかが濃い色だから、同じような色が良いと思う。」
俺「なるほど、じゃあ同じような色のステインかニスを塗ってみるわ。」
ということで、ウォルナット色のニスを購入して、壁をマスキングして塗ってみました。
するとどうでしょう。
おわ!!軽井沢の別荘か!ってくらい見違える空間になりました。
色を濃くしたら、妻の仰る通り部屋にある梁や柱などと同じ系統のアクセントになり、統一感が出で空間が締まったように思います。
ではまた!
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