寝室の床張り4

こんにちは!

2024年4月に熊本県和水町で築156年の古民家を購入し、自分たちでフルリノベしています。


過去4記事に渡って、寝室の床張り作業を紹介しております。

今回は、残っている床の間の床板張りを進めていきます。


現状確認

以前の土壁の補修の記事で、床の間の床下の土壁を一部補修しましたが、それ以来そのままで止まったままになっていました。



画像左端の方の土壁が崩れたままなので、床板で塞いでしまう前にここの補修を完成させる必要があります。

土壁の補修

前回と同様に他の箇所で崩した土壁の土に畳からむしり取った藁を刻んで混ぜて、水を足してこねこねしたものをコテで塗りたくりました。

前回補修した部分でよく見ればすごくへこんでいたところも上塗りしました。

あとは床下で自然に乾いてもらいます。

根太の施工

この場所の床板は、根太受けの高さはある程度自由に調整ができます。

奥行が約64センチなので、有効幅200ミリのカフェ板が3枚切らずに入って若干隙間ができます。

カフェ板の厚さが30ミリなので、同じスギ材の30x45ミリの材を若干切り落として幅詰めできそうだったのでその方向で検討しました。

根太受けを床の間の床面から30+45=75ミリ下がったところに取り付け、そこに根太を芯々303ミリ間隔で取り付けます。


先に壁際に30x45ミリの材を置いてみますが。。。


真ん中は壁に接触しているのに、両端は2~3センチほど壁から離れています。

どうやら土壁の真ん中あたりが両端よりも若干盛り上がっているのが原因らしい。

仕方がないのでこの土壁のカーブを木材に転写して、ジグソーでカットしました。


結構真ん中が盛り上がっているのが分かります。

断熱材もはめ込んで、加工した材を当ててみると、ピッタリ!


そしてカフェ板を張っていきます。

最後の一枚は下から固定してビス頭が見えないように仕上げたいので、重さ20kgの漆喰の袋を4つ置き、ビスで打ち込んだ時に浮き上がらないようにします。


前回は床がなかったのですぐに床下に入ってビス打ちできましたが、今回はここが最後の床張りなので、容易に床下に入ることができません。

幸い縁側の下から何とかギリギリ入れそうな感じだったので、作業繋ぎに着替えて土の上を匍匐前進で目的地に向かい、床下からビス打ちします。


そして床の間の完成です。


これにて寝室すべての床張り完成しました!


んん~!とてもいい感じに仕上がりました。

後はワックス掛けをすれば全て完成です。

ワックス掛けは天井施工後にやろうと思います。


今回も読んでいただきありがとうございます。

また来てね~


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